国土交通省近畿地方建設局が豪雨の際、各地の浸水情報を携帯電話を使い住民から情報を集め必要な地域に情報を提供する実験(モニター)を行いました。
豪雨時、雨粒の大きさの違い、雨量のたまり方を見ていただき実証実験のイメージが膨らむことを目的として当協会から“カッパくん”を出展しました。
2006年8月22日、この地域で110mm/hの豪雨があり広域的に浸水がありました。その教訓もあり地域防災に熱心な方ばかりが参加され避難・伝達に関すること具体的な話題が多くでました。
上記、写真左は携帯電話からモニター登録をされている状況です。操作の得意な方、そうでない方がおられ今後の課題も見つかりました。
上記、右写真はモニターからの情報が来た画面です。
浸水した箇所の浸水量の目安は? との問いに、一番分かりやすいのは車と言う意見が多かったです。同じ場所の写真でも目安となる物があるのと、ないのとでは状況判断(浸水量)に大きな差が出ました。
送られてきた情報の確かさをどう判断するか? メールが不得意な方は電話でもよいのでは? 等、熱心な討議がなされ、私、自身も大変考えさせられる一日となりました。