A4版・70P 平成27年8月発行 非売品
平成26年8月には、8日~10日に神戸、阪神、淡路地域で、また、15日~17日には丹波市を中心に記録的な記録的な豪雨が発生し、家屋、道路、河川、農林地など広範にわたる大災害となりました。本誌は、山地災害を中心にした記録誌として取りまとめました。
平成26年8月に兵庫県に大きな豪雨災害が起こりました。
ひとつは、8月8日~10日にかけて神戸、阪神、淡路地域に被害をもたらした台風11号による豪雨災害です。
神戸市で最大時間雨量88mm、総雨量526mmを記録し、六甲山系の北東部を中心に神戸市で30箇所、西宮市で3箇所のほか、計45箇所で林地崩壊が発生しました。
また、ひとつの災害は、8月15日~17日にかけて丹波市を中心に甚大な被害をもたらした豪雨災害です。
この丹波市を襲った豪雨は、最大24時間雨量が400ミリメートルを超え、最大時間雨量が100ミリメートルに迫る記録的な集中豪雨であり、700を超える箇所で土砂災害が発生し、崩壊土砂量は100万立方メートルとなっています。被害家屋は1000戸を超え、公共土木施設や農林施設等の被害額約100億円、山地被害額37億円と甚大な被害となりました。
本書はこれらの山地災害を記録し、山地災害の状況をより多くの方に知っていただき、地域の防災力を高めるとともに、県民共通の財産である森林への理解と本災害の早期復旧へのご協力を求めるため発刊したものです。
A4版・270P 平成26年3月改訂 令和元年6月増版 頒価6,000円+税
兵庫県では、阪神・淡路大震災を契機に地震に強い治山工法の開発・推進を図るため、「ロープネット・ロックボルト併用工法」を提案し、地震時だけでなく降雨時の適用性と効果を確認し、設計・施工指針(案)として、当協会から発刊いたしました。
本指針案策定以降、現場施工が増える中、実際に地震や降雨の影響を受けるようになりましたので、施工後の維持管理の方法等について内容を充実し、このたび、第5版として増版し発刊いたしました。
また、別途、送料・梱包料が必要となります。
ご購入を希望される方は、
「ロープネット・ロックボルト併用工法 書籍購入申込書」(PDF:54KB)
に、必要事項を記載の上、当協会あてFAX:(送信票は不要)で申し込んで下さい。
「ロープネット・ロックボルト併用工法 書籍 新旧対照表」(PDF:356KB)
平成7年の阪神・淡路大震災では、何百箇所にも及ぶ山崩れや落石被害が発生しましたが、この大震災を契機に、兵庫県では地震に強い治山工法の開発・推進を図るため、平成9年度から林野庁補助事業「森林土木効率化等技術開発モデル事業」で、「ロープネット・ロックボルト併用工法」を提案し、六甲山系のマサ土(砂質)からなる単層構造の地質に対して、地震時だけでなく降雨時での適用性と効果を確認し、平成16年3月に計画・調査・設計及び施工に関する設計・施工指針(案)を策定していました。
その後、粘性を持つ二層構造の地質対策への適用性や長周期地震動への影響などについて検討の上、その効果を確認し、より適用範囲の広い設計・施工指針(案)として改訂して、当協会から第2版として発刊いたしました。
本指針案策定以降、現場施工が増える中、実際に地震や降雨の影響を受けるようになりましたので、施工後の維持管理の方法等について内容を充実し、このたび、第4版として改訂し発刊いたしました。
本対策工は、新しい治山工法の一つとして環境に配慮しつつ、コスト縮減を推進し、災害の防止と軽減を図ることを目的としています。コンクリート法枠・アンカー併用工に比べて安価であり、また、樹木の伐採を少なく施工できることから、斜面の安定性向上と併せ、植生のある自然斜面において森林が保全できる等、「環境保護」および「景観の保全」にも配慮できる点が特徴です。
さらに、本対策工の地震時における設計法は新しい考え方を導入しており、大規模な地震に対して有効かつ経済的に斜面安定を確保出来るように、土塊や対策工にある程度の変形(ひずみ)を許して設計することとしています。
なお、本書籍には「ロープネット・ロックボルト併用工法設計ソフト(CD-ROM・USB)」は含まれていません。
本工法にかかる、設計ソフト(CD-ROM・USB)を別途制作し、販売しております。設計ソフト販売価格は、税込みで¥64,800-となっています。
また、別途、送料・梱包料が必要となります。
ご購入を希望される方は、
「ロープネット・ロックボルト併用工法 書籍及び設計ソフト購入申込書」(PDF:67KB)
に、必要事項を記載の上、当協会あてFAX:(送信票は不要)で申し込んで下さい。
「ロープネット・ロックボルト併用工法 書籍 新旧対照表」(PDF:356KB)
A4版・4P 平成25年3月発行 非売品
当協会では、山地災害等の自然災害を体験していただくために、「降雨体験装置」「土石流模型実験装置」「3D立体映像装置」を使い地域の森林林業関係イベントや防災訓練、学校での出前講座等に参加しています。このたびこれ等のイベントや催において、防災に関する啓発活動を行うために<災害の種類><山地災害の危険信号><雨の強さと降り方>を解説したパンフレットを作成いたしました。
当協会では、山地災害等の自然災害を体験していただくために、「降雨体験装置」「土石流模型実験装置」「3D立体映像装置」を使い地域の森林林業関係イベントや防災訓練、学校での出前講座等に参加しています。このたびこれ等のイベントや催において、防災に関する啓発活動を行うために<災害の種類><山地災害の危険信号><雨の強さと降り方>を解説したパンフレットを作成いたしました。
小学生の皆さんにも分かりやすく工夫いたしましたので、会員の皆様方で防災イベントなどにおいて、お使いになる機会がありましたら、ご請求いただければお送りいたします。
A4版・33P 平成25年3月発行 原則非売品
(多数ご利用の場合は、実費として100円/部ご負担願います)
本誌は、当協会並びに県緑化推進協会が、森林・林業への理解を深めていただくため、兵庫県の森林の現況、森林林業のめざす姿や県の具体的な施策を紹介する冊子として発刊しました。
このたび、ひょうごの森林・林業のPR誌として、(一社)兵庫県治山林道協会並びに(公社)兵庫県緑化推進協会が、県林務課、治山課、豊かな森づくり課、自然環境課のご協力を得て、写真、統計データ等の内容の更新充実化を図り、平成24年3月に策定された「ひょうご農林水産部ジョン2020」に示された、めざす姿から最近の森林・林業の基本方向・施策項目についてご紹介し、これらの取り組みに対するご理解とご支援を賜るために「ひょうごの森林・林業(第5版)」として発刊いたしました。
A5版・58P 平成24年6月発行 非売品
この「兵庫のきのこ図鑑」は兵庫県内で見られるキノコを紹介するために、このたび発刊いたしました。これらのキノコを通じて兵庫県の森の豊かさを理解していただければと思います。
B5版・130P 平成24年6月発行 完売しました
森林ツーリズム資源開発事業として、県内で開通している森林基幹道を中心に平成21年度から3年間にわたりツーリズム資源調査やモデルツアー等を実施し、平成23年には森林ツーリズムマップを作成しました。それらの成果を踏まえて、林道の見どころや周辺ツーリズム資源、更には、「歩く・登る」や「観る・学ぶ」などの体験を通じ、森林とのふれあいから見つけ出す新たな発見や楽しみを満載した森林ツーリズムガイドブック「for rest」を発刊しました。
※ご購入希望の方は、「for rest」案内チラシ参照のうえ、申し込んで下さい。
本誌では、森林基幹道4ルート:「妙見・蘇武線、三川線」「瀞川・氷ノ山線」「雪彦・峰山線、峰山線、千町・段ケ峰線」「笠形線、千ケ峰・三国岳線」を紹介するとともに、その沿線の見どころや、スタッフが体験した「歩く・登る」の10コース、「観る・学ぶ」の10項目をはじめ、周辺のツーリズム資源を紹介しています。
林道からはじめる自然との触れあい「for rest」誌は、新緑、紅葉、落葉など四季折々にうつろう森の姿や悠久の歴史を語る巨樹・巨木、さわやかな滝・渓谷や広大な草原、更には、色合いを変える木々の花から林床にひっそりと咲く可憐な草花まで興味つきない林道での楽しみを満載しています。
本誌を片手に、「おいでよ、ひょうごの自然豊かな林道へ!!」
A1版・両面印刷 令和3年6月改定 非売品
県下の森林基幹道は10路線で、総てが中国自動車道以北に有りますが、そのうち開通している林道を主体に、沿線のツーリズム資源等を調査して「森林ツーリズムマップ」として発行しました。地図面と情報面から構成しており、見所をイラストと写真で紹介するとともに、林道の多様な楽しみ方についても掲載しています。林道は、一般道に比べ通行に多くの注意が必要ですが、自然豊かな林道で新しい発見が生まれるかも?? 部数に限定が有りますが、ご希望の方は当協会あてご連絡ください。
当協会では、平成21年度から県の委託を受け森林基幹道(主に開通路線)周辺の森林ツーリズム資源開発事業に取組み、林道沿線や周辺エリアの自然環境調査をはじめ、生活文化資源調査の結果を活かし、別添の「ひょうご森林ツーリズムマップ」を作成しました。
かつての林道は、林産資源の運搬や森林整備に利用される道との認識でしたが、近年、豊かな自然を身近に体験できることからハイキングや自然観察会、植樹活動、マラソン、サイクリングなど多様な利用が注目されています。
今後、このマップがきっかけとなり、林道周辺の豊富なツーリズム資源の連携が進み、地域の活性化に繋がる活動の拡がりを期待しているところです。
A4版・79P 平成23年3月発行 非売品
県土の2/3を占める森林は、多様な働きのなかで県民に多くのめぐみを与えてくれています。この森林に関わる広い分野について、調査研究が行われ多くの知見が残されています。最近の研究成果を中心に選定し、森林林業関係者や多くの県民のご利用を期待し発刊いたしました。
県土の67%を占める森林は、県土の保全や水源のかん養、木材の生産をはじめ地球温暖化の防止、生物多様性の保全など多様な働きをするなかで、県民の安全・安心な生活に重要な役割を果たしています。
これらの役割がより高度に発揮されるよう、いろいろな分野から調査研究がなされ多くの知見として蓄積されてきました。
本誌では、最近のこれらの研究成果から、次の39項目を選定して
1 森を知る 森を使う :12項目
2 木を知る 木を使う :6項目
3 野生動物を知る 被害から守る :9項目
4 森を守る 暮らしを守る :12項目
に分類整理し、『兵庫の森のチカラを生かす研究』として発刊いたしました。
これらの成果が多くの方々に活用され、豊かで健全なひょうごの森が次世代に引き継がれることを念願しています。
A4版・33P 平成22年6月発行 原則非売品
(多数ご利用の場合は、実費として100円/部をご負担願います)
本誌は、当協会並びに県緑化推進協会が、森林・林業への理解を深めて頂くため、兵庫県の森林の現況、森林・林業のめざす方向や県の具体的な施策を写真や図を主体に紹介する冊子として発刊しました。
「ひょうごの森林・林業」については、平成17年に兵庫県で開催された第29回全国育樹祭のため初版が発行され、ひょうごの森林・林業のPR誌として好評だったことから、(社)兵庫県治山林道協会では、県のご協力を得て、平成19年10月に「ひょうごの森林・林業(第2版)」として発刊いたしました。2年が経過したことから、県林務課、治山課、豊かな森づくり課、自然環境課のご協力を得て、写真、統計データ等の内容の更新充実化を図りました。本誌により、県民緑税の活用により進めている「災害に強い森づくり」や人と環境にやさしい県産木材の利用拡大をはじめ、平成21年災害に対応する「山地防災・土砂災害対策緊急5箇年計画」など多彩な取組へのご理解とご支援を賜るために「ひょうごの森林・林業(第3版)」として、当協会と県緑化推進協会で発刊いたしました。
A5版・134P 平成22年2月発行 非売品
※ただし、研修等で多数希望の場合は、実費必要:500円/冊(税込み)
本誌は、「ひょうごの山地と森林」の現状と経緯、これからの山地防災への取組をはじめ、森林の働きや森林を守るしくみ、山地災害の形態、さらには、減災に向けての対応など広く網羅し、山地防災の普及啓発書として、また、関係者への手引書として作成したものです。
近年、地震、台風、集中豪雨など自然災害が多発する傾向にありますが、これらの災害を記録し検証を進め、減災に向けた取組が重要です。
また、昨年の台風9号災害等の豪雨災害は、防災のあり方や避難体制への課題等が浮き彫りになり、多くの教訓を与えてくれました。
ハード対策だけの安全確保には限界があることから、今後、被害軽減(減災)を進めるためには、日頃から防災意識の向上を図り、住民主体の行動マニュアルによる防災への取組などソフト対策が極めて重要となっています。
当協会では、従来から土石流実験装置や降雨体験装置等での実演や山地災害情報協力員への研修支援などを通じ、山地防災の普及啓発活動を展開してきましたが、これら取組の充実強化を図るため、平成20年8月から県と共同して本誌の編集を進めてきました。
「ひょうごの山地防災ハンドブック」では、森林の働きや森林を守るしくみ、山地災害の形態をはじめ、減災に向けての対応など広く網羅し、山地防災の普及啓発書として、また関係者への手引書として作成したものです。
本書の構成は、以下のとおりです。
A4版・80P 平成22年2月発行 非売品
平成21年8月には、1~2日に北播・丹波地域で、また、9~10日には佐用・宍粟・朝来地域において記録的な豪雨が発生し、20名を超す死者・行方不明者や家屋、道路、河川、農林地など広範にわたる大災害となりました。本誌は、山地災害を中心にした記録誌として取りまとめました。
平成21年8月には、1〜2日の北播・丹波地域での局地的豪雨に続き、9〜10日には台風9号の北上に伴い湿った空気が県西北部に流れ込み、佐用・宍粟・朝来地域を中心に記録的な豪雨が発生し、20名を超す死者・行方不明者や家屋の全半壊、道路、河川、農林地等の崩壊、流出など広範にわたる大災害となった。このたびの被害地域が、平成16年の台風23号等による風倒木被害地域と重なったことから、攪乱された林地での立木を巻き込んだ山腹崩壊や渓流・河川等への流木被害が多く特徴的な被害となった。
一方、平成18年度から県民緑税により進めてきた「災害に強い森づくり」がそれなりの効果を発揮するなど、今後も、森林の整備が極めて重要であることが再認識された。
本誌は、山地災害の記録を残すとともに、地球温暖化の進行に伴い、今後も豪雨災害等の自然災害が多発する傾向にあることから、森林整備の重要性や山地防災に向けた治山事業等への理解を求めるため編集したものです。
A4版・93P 平成21年3月発行 非売品
但馬の山地地すべり(林野庁所管)については、但馬地域山地地すべり対策室(県八鹿庁舎)が昭和51年から所管管理し事業を実施してきたが、平成21年度から廃止され、朝来農林振興事務所へ移管されるにあたり、今後の対策工検討や維持管理に役立つよう、これまでの成果を冊子にとりまとめたものです。
兵庫県における林野庁所管地すべり防止区域は31地域あるが、そのうち30地域が但馬地域にあり、昭和51年の5月、美方郡香美町小代区(旧美方町)石寺地区で発生した地すべり災害を契機に、同年7月に県治山課の隔地室として設置された但馬地域山地地すべり対策室が所管し、事業実施や管理業務を行ってきた。
しかし、県の行財政構造改革による地方組織の再編整備に伴い、平成21年4月から但馬県民局朝来農林振興事務所へ統合され「山地地すべり対策課」が担当することとなった。
このため、本協会では、但馬地域山地地すべり対策室のご協力のもと、山地地すべりのこれまでの成果を取りまとめるとともに、今後の維持管理や対策工検討の資料として役立つように本誌をとりまとめました。
A4版・118P 平成21年2月発行 非売品
平成16年一連の台風による災害は、人的被害を始め生活基盤全般に及びましたが、山地においても、風倒木、林地崩壊など過去最大規模の森林被害となりました。本誌では、被害の情報収集、災害復旧計画の取りまとめなど、限られた期間内に成し遂げなければならなかった災害対策の経過や各復旧現場での対策工法を記録し紹介するものです。
平成16年の一連の台風は、県下各地で人的被害や住家被害をはじめ道路・河川・農地など生活基盤全般に大きな被害をもたらしました。とりわけ最後の台風23号では、風倒木や林地崩壊・林道施設災害などが発生し、過去最大規模の森林被害となりました。
当協会では、これらの災害記録を残すため、災害直後の平成17年2月には記録写真誌としての「2004年台風23号災害ほか 森林被害速報」を取りまとめ、概ね災害復旧したのを受け、今後の風倒木被害地での再度災害防止に向け、平成20年6月には「平成16年台風による風倒木被害と再度災害防止対策」の冊子を取りまとめました。
また、平成16年台風災害記録誌のまとめとして、本誌は、被害の情報収集、災害復旧計画の取りまとめなど、限られた期間内に成し遂げなければならなかった災害対策の経過や各復旧現場での対策工法を記録する事例集としてとりまとめました。
これらの冊子が、平成16年台風災害の検証や今後の対策に役立てば幸いです。
A4版・42P 平成20年6月発行 非売品
平成16年の一連の台風は、県内に風倒木や林地崩壊・林道施設災害など甚大な被害をもたらしました。本冊子では、風倒木被害地を対象に、被害状況とその処理状況を記述・検証するとともに、被害後の降雨による山腹崩壊や流木災害等に対する対策の概要を記録し、後年の風倒木被害に際しての治山対策の参考資料とするためとりまとめたものである。
平成16年の一連の台風被害については、当協会発行の「森林被害速報2004年台風23号災害他」の被害写真集に詳細を掲載していますが、これらの風倒木被害跡地では、渓流内に堆積した風倒木の流下の恐れや少ない雨量強度での山腹崩壊が発生するなど再度災害が、強く懸念されているところです。本冊子では、風倒木被害地における山腹崩壊の実態や処理対策、被害後の山腹崩壊の発生状況調査を始め、これまでの復旧対策の反省と教訓を踏まえ、風倒木フォローアップ作戦の展開など、再度災害対策の方針、ハード・ソフト対策等について記述しました。
本冊子が、風倒木被害地等における再度災害防止対策の推進に役立てば幸いです。
A4版・16P 平成20年3月発行 非売品
森林の整備・保全を図り、県産材の活用を図るためには、間伐の推進に併せ効率的な低コスト素材生産システムの確立が必要です。そのためには、高密路網の作業道が不可欠であり、とりわけ維持・管理に出来るだけ経費のかからない「壊れにくい作業道」の開設が求められています。この度、その手引書がまとめられましたので、当協会で発刊させて頂きました。
当協会では、平成19年11月に県の支援の基に兵庫県指導林家会主催の「壊れない道づくり講習会」に参画するとともに、従来から森林基盤整備の根幹となる林道・作業道の充実強化を提唱しているところです。
そういうなか、平成19年度林業普及指導事業のなかで全県プロジェクトチーム(森林整備)を編成し、作業道開設マニュアルの検討を進められました。
特に、施業目的や使用する作業機械に応じて、効率的に作業できる道とは、壊れにくい道とはなどに視点を置き、先進事例調査や現地検討、技術研修会などを踏まえながら、判り易い手引書として取りまとめられました。
森林所有者や森林組合・市町を始め林業関係者の多くにご活用願うとともにご意見等を頂戴し、より良い手引書として充実化させたいものです。
A4版・25P 平成19年10月発行 原則非売品(多数ご利用の場合は、実費として100円/部をご負担お願いします。)
本誌は、兵庫県の森林の現況、森林・林業のめざす方向や県の具体的な施策を写真や図を主体に紹介するとともに、当協会の概要を掲載しております。
(社)兵庫県治山林道協会では、県林務課、豊かな森づくり課、治山課のご協力を得て、平成19年10月に「ひょうごの森林・林業」として発刊いたしました。
本冊子は、平成17年に兵庫県で開催された第29回全国育樹祭に併せ作成された同名の冊子をベースに、写真、統計データ等の更新と内容の充実化を図りました。
この冊子により、多くの県民の方々に森林・林業について知っていただくとともに、県民緑税の活用により進めている「災害に強い森づくり」や人と環境にやさしい県産木材の利用拡大など多彩な取組へのご理解とご支援を賜るために発刊いたしました。
また、巻末には、治山林道協会の概要を掲載し当協会のPRをさせていただきました。
A4版・26P 平成18年11月発行 非売品
当協会の会員等が構成員となっている但馬流域森林林業活性化センターが、但馬産間伐材の利用拡大を進めるため、域内で森林土木工事等に活用されている製品事例集を取りまとめられたので、発刊に協力いたしました。
県下の人工林の40%を占める但馬地域においては、年間3千haに及ぶ間伐を実施していますが、利用される間伐材は全体の2%にも満たない現状です。これらの間伐材を利用するため但馬の7森林組合で「事業協同組合但馬材林産加工センター」を設立され、平成17年1月から稼働しています。これらの現状を踏まえ、但馬流域森林・林業活性化センターでは、但馬で利用されている優良事例の紹介と利用する場合の材料・歩掛表、定規図等を掲載し、但馬産間伐材の更なる利用拡大を進めるため、事例集としてとりまとめられました。当協会では、公共工事への木材利用推進を提唱していることから発刊に協力いたしました。
A4版・203P 平成17年10月発行 頒価2,500円(税込)頒価1,000円(税込)に値下げしました
平成17年、三田市の県立有馬富士公園で開催された「全国育樹祭」を記念し、「ひょうごの巨樹・巨木100選」として発刊いたしました。
兵庫の巨樹・巨木について、平成15年度から(社)兵庫県林業会議と共同で調査を進めてきましたが、平成17年、三田市の県立有馬富士公園で開催された「全国育樹祭」を記念し、「ひょうごの巨樹・巨木100選」として発刊いたしました。
本誌では、悠久の時を刻み続けてきた多くの巨樹・巨木の中から著名な108本を選定し、その写真とデータを掲載するとともに、「県内の主な巨樹・巨木のデータバンク一覧」や「巨樹と人とのかかわり」などを網羅し、豊富な内容となっています。
A5版・58P 平成17年5月発行 頒価300円(税込)
このガイドブックは、兵庫・鳥取の県境にまたがる県内最高峰の氷ノ山(1,510m)山系の林道を自然観察や森林環境教育に活用してもらい、但馬の自然のすばらしさや林道の役割について知って頂くため、兵庫県但馬高原林道建設事務所が作成し、当協会が発行したものです。
このガイドブックは、兵庫・鳥取の県境にまたがる県内最高峰の氷ノ山(1,510m)山系の林道を自然観察や森林環境教育に活用してもらい、但馬の自然のすばらしさや林道の役割について知って頂くため、兵庫県但馬高原林道建設事務所が作成し、当協会が発行したものです。
本誌では、瀞川・氷ノ山林道の起点からの距離(現地にも標示)に応じ、標高や眺望、周辺の植物等を紹介しており、散策しながら自然観察を楽しんで頂ける内容となっております。また、氷ノ山山系のブナ林の状況や、周辺に生息する動植物、巨木を写真入りで紹介するとともに、「自然を楽しむための服装」や「危険な生き物(スズメバチ、マムシ、ツキノワグマ等)に出くわした場合の注意事項」、「緊急連絡先」などをも掲載しています。
B5版上製箱入り・1,116P 平成17年12月発行 頒価15,000円(税込)
兵庫県の協力・支援を仰ぎながら、森林土木事業の骨格をなす治山事業及び林道事業を中心に関連事業に係る諸施策の制度や技術の変遷を検証するとともに、先人の功績を記録した、21世紀の森林土木事業の指針となるべき「兵庫の森林土木史」として発刊いたしました。
兵庫県における森林土木事業、とりわけ治山事業は、全国的にも高い評価を受けてまいりました。その歴史は明治20年代半ばから始まった六甲山等での「はげ山復旧工事」まで遡ることができます。その後、明治30年には、砂防法と森林法が制定され、この二つの大きな制度のもとに国土の保全が進められてきました。
この間、県内におきましても、昭和13年の阪神大水害をはじめ、昭和42年の豪雨災、平成7年の阪神・淡路大震災、一昨年の台風23号災害など度重なる自然災害を被るなかで、事業規模や技術の変遷を経ながら、今日まで営々と実施され、百年有余を経過することとなりました。
そこで、この百年をひとつの契機として、(社)兵庫県治山林道協会では兵庫県の協力・支援を仰ぎながら、森林土木事業の骨格をなす治山事業及び林道事業を中心に関連事業に係る諸施策の制度や技術の変遷を検証するとともに、先人の功績を記録した、21世紀の森林土木事業の指針となるべき「兵庫の森林土木史」として発刊いたしました。
本書が、森林土木事業に関係される多くの方々の貴重な記録誌として、また、これからの手引書として広く活用されることを願い編纂いたしました。
A4版上製箱入り・200P 平成10年8月発行 非売品
六甲山の生い立ち、開発と利活用、既往の災害史をはじめ治山の沿革や工種・工法の変遷などを掲載しています。更に、「主な災害と治山対策」として、阪神大水害(昭和13年)、昭和36年災害、昭和42年豪雨災、阪神淡路大震災について、貴重な資料、写真、スケッチ等を交えながら災害記録誌として取りまとめました。
今、緑豊かな六甲の山並みは、阪神都市地域の背山として多くの市民に親しまれ、心のよりどころとなるシンボル的な存在ですが、その半面、急峻な地形に加え、風化した花崗岩を主としているため、過去から幾多の災害を引き起こしてきました。特に、六甲山系では、過去、概ね30年に1回の割合で大きな降雨災害が発生してきていますが、平成7年の阪神淡路大震災では、多数存在する活断層の影響による大災害となりました。
当協会では、これを契機に災害頻度の高い六甲山の災害を、後世に永く伝えることが重要な努めと考え「六甲山災害史」として発刊いたしました。
本書では、六甲山の生い立ち、開発と利活用、既往の災害史をはじめ治山の沿革や工種・工法の変遷などを掲載しています。更に、「主な災害と治山対策」として、阪神大水害(昭和13年)、昭和36年災害、昭和42年豪雨災、阪神淡路大震災について、貴重な資料、写真、スケッチ等を交えながら災害記録誌として取りまとめました。
A4板・35P 平成7年3月発行 非売品
平成7年1月17日午前5時46分に発生した阪神淡路大震災は、建物の倒壊、火災等により6千有余命の尊い人命と被害額10兆円にも及ぶ極めて甚大な被害をもたらしました。人的被害、建物被害に加え、交通網の寸断、通信機能の麻痺、電気・水道・ガスなどライフラインのストップなど完全に都市機能が失われました。
また、阪神淡路地域の山地においても、従来の豪雨災害とは異なる、山腹面や尾根部での崩落や亀裂、大転石の落下が各地で発生しました。
本誌の発行は地震発生後の2ヶ月余りでしたが、地震の概要、治山関係の被害状況と復旧対策等を、写真と資料を中心に「山地被害速報」として発刊いたしました。
平成7年1月17日午前5時46分に発生した阪神淡路大震災は、建物の倒壊、火災等により6千有余命の尊い人命と被害額10兆円にも及ぶ極めて甚大な被害をもたらしました。人的被害、建物被害に加え、交通網の寸断、通信機能の麻痺、電気・水道・ガスなどライフラインのストップなど完全に都市機能が失われました。
また、阪神淡路地域の山地においても、従来の豪雨災害とは異なる、山腹面や尾根部での崩落や亀裂、大転石の落下が各地で発生しました。
本誌の発行は地震発生後の2ケ月余りでしたが、地震の概要、治山関係の被害状況と復旧対策等を、写真と資料を中心に「山地被害速報」として発刊いたしました。
A4版・88P 平成17年2月発行 頒価1,000円(税込)
平成16年は、日本に上陸した10個の台風のうち6個が兵庫県に影響を与え、29名もの尊い人命が奪われました。災害に強い森づくりなど今後の森林整備のあり方について共に考えていただきたいとの願いを込めて編集致しました。
平成16年は、日本に上陸した10個の台風のうち6個が兵庫県に影響を与え、29名もの尊い人命が奪われました。特に、台風23号の被害は大きく、人的被害に加え、浸水による住家被害、河川・道路・農地の被害など生活基盤全般にわたりました。
とりわけ兵庫の森林被害額は265億円にも及ぶ甚大なもので、風倒木や林地崩壊、また森林整備の基盤となる林道施設被害など県域全体に及びました。
このため、本誌では、かってないこの森林被害の状況を資料と写真集として記録に残し、常に自然災害等のリスクを伴う森林育成の困難さを多くの方に知っていただくとともに、災害に強い森づくりなど今後の森林整備のあり方について共に考えていただきたいとの願いを込めて編集致しました。
A4版・約100P 平成17年11月発行 非売品
森林・林業関係者等14名による「南但馬森づくり検討委員会」を設置し、地域における今後の森林整備のあり方について検討され、本報告書としてまとめられました。
南但馬地域は、自然豊かな氷ノ山山系をはじめ、円山川の源流域として森林資源に恵まれていますが、林業情勢の悪化に加え、シカ等による農林業被害の増大や、更には、平成16年の台風23号災害による風倒木被害などにより、林業経営意欲は更に減退し、人工林を中心に林地の荒廃が進行するなど深刻な状況にあります。
これらの情勢を踏まえ、南但農林業振興協会(事務局:和田山農林振興事務所)では、管内の森林・林業関係者等14名による「南但馬森づくり検討委員会」を設置し、地域における今後の森林整備のあり方について検討され、本報告書としてまとめられました。
当協会では、本報告書に示された南但馬の森林・林業再生プランが、今後の森づくりに広く活かされること願い発行に協力いたしました。
A4版・424P 平成14年4月発行
森林土木工事等に関連した仕様書等を網羅しており、森林土木技術者や森林土木工事等の施工業者にとって必携の書籍となっています。
※平成30年10月1日から森林土木工事の仕様書が変わりました。詳細は兵庫県ホームページをご確認下さい。 https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk15/shinrindobokushiyousyo.html
※平成31年1月1日から森林土木工事調査等業務委託共通仕様書が変わりました。詳細は兵庫県のホームページをご確認下さい。 https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk15/gyoumuitaku.html