当協会は、平成18年11月に但馬流域森林・林業活性化センターのご協力を得て「間伐材製品利用事例集」(詳しくは、当ホームページ「発刊書籍の紹介」参照)を発行していますが、このほか、会員である北但西部森林組合が製品化されている林道の切土法尻に使う木柵工(特許出願番号:特願2007-300595)をご紹介します。
本製品は、林道の側溝を守る「切土法尻木柵工」です。
林道では、法面が冬季の霜崩れや大雨により表土が流出して側溝に堆積するため、側溝から溢れ出た水で路面が浸食され、通行に支障をきたすことが多々あります。
このような現状を少しでも軽減するために「切土法尻木柵工」を考案されました。
今、環境にやさしい木材利用が進められていますが、特に間伐材の有効利用を図るため、出来るだけ金属類を使わずに木材主体として、簡易で施工し易い仕様にされています。
是非、ご利用ください。