協会からのお知らせ

年頭のご挨拶「新春を迎えて」:一般社団法人 兵庫県治山林道協会 会長 田路 勝 (宍粟市長)

写真:兵庫県治山林道協会 会長 田路 勝

新年あけましておめでとうございます

会員の皆様には、清々しく新しい年を迎えられたこととお喜び申し上げます。

平素は、当協会の業務の推進につきまして、格別のご支援、ご協力を賜り厚くお礼申しあげます。

さて昨年は、兵庫県下では大きな災害に見舞われることも無く、会員の皆様におかれましては、予定された事業が順調に進捗されたことと思います。

しかし、昨年7月には、九州北部において日雨量500mmという豪雨が記録され、尊い人命と多くの家屋が被害に見舞われております。近年、各地で短時間に記録的な豪雨が度々発生しており、関係の市町長の皆さんは避難の指示や避難勧告を出すタイミングについて、悩まれていることと思います。

このように、最近はこれまでの予想を超える豪雨による災害の発生が懸念されており、住民の非難の方法を見直すなど、県・市町・住民がそれぞれ日頃から災害に対する備えについて改めて確認しておくことが必要であると考えています。また、森林の適正な維持・管理と計画的な治山事業の推進の重要性を認識することが重要です。

県では、昨年から「新ひょうごの森づくり・2期対策」に取り組んでおられ、1期対策を発展させ、森林の持つ防災機能強化を進められており、森林の保全と豊かな森を次世代に引き継ぐためにも、2期対策の着実な実行をお願いするところであります。

昨年の7月に当協会は、一般社団法人への移行を完了いたしました。協会の目的及び事業内容につきましては、これまでの公益社団の定款を引き継いでおりますので、活動内容は変わらず、今後も治山林道関係事業の発展に努力して参りたいと考えておりますので、会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

最後になりましたが、皆様のご健勝とご活躍を心より祈念申し上げ、新年の挨拶といたします。

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