近年、カシノナガキクイムシ(以下、「カシナガ」という。)の集団穿入によるミズナラ・コナラ・カシ類を中心としたナラ類等集団枯損被害が全国的に広がりをみせています。兵庫県においても北部の但馬地域を中心に被害が発生していましたが、毎年被害が南下し、平成21年度では宍粟市(波賀町)及び丹波市(柏原町)でも被害が確認されています。
県では、今後の被害拡大を防止するため被害の先端地の重点的な防除に努めていきたいと考えており、特に県南部でのコナラ大径木への被害を懸念しています。このため、早期に被害箇所を把握するためカシナガによる被害木の情報収集を行っていますので、但馬地域以外で被害を見つけられた場合は、県の関係機関までご連絡ください。
なお、詳しくは 「ナラ枯れ被害のチラシ」(PDF: 1.13MB)をご覧ください。
カシナガ成虫(左が雌・右が雄)
(独)林総合研究所関西支所提供
ナラ類等集団枯損被害状況(H19養父市)
カシナガの穿入により発生したフラス
朝来市和田山町枚田01
朝来市和田山町枚田02
朝来市和田山町久留引
朝来市和田山町枚田小学校
朝来市和田山町秋葉台
朝来市和田山町寺谷
朝来市青倉神社付近01
朝来市青倉神社付近02