また、今年も豪雨災害が発生しやすい梅雨や台風のシーズンが近づいてまいりました。平成21年の台風発生状況は、5/10現在で2件ですが、平年値で見ると、毎年26強の台風が発生し、そのうち10強が接近・上陸しております。
昨年は、台風の接近は有ったものの、上陸した台風はなく被害の少ない年でした。
今年も災害が少ないことを願いつつ、少しでも被害を減らす減災の心構えを日頃から身につけておきましょう!
(社)兵庫県治山林道協会では、毎年、「山地災害に備える」ため、次の普及啓発活動に、関係機関とともに、取り組んでいます。
★危険箇所を知ろう。
あなたの町の山地災害の恐れのある地区が、どこにあるのかを知っておくことは、災害に備えるためにはとても大切です。
ふだんから家族や地域ぐるみで、周辺の危険な箇所(裏山や沢)を防災マップなどで確認しておきましょう。
★避難経路や避難場所を確認しておきましょう。
★気象情報に十分注意しましょう。
★こんなところが危険です。
★まずは、安全な場所に避難しましょう。
★危険なところ(特に、増水した河川や渓流)には、近づかないようにしましょう。
★災害が起こったら、すぐ110番か119番に通報しましょう。
★こんなときが危険です。
6月1日から6月30日まで展開する「豊かなむらを災害から守る月間」 には、兵庫県・県内各市町並びに当協会など協賛団体等が、ため池や地すべり及び治山などの施設点検パトロールを実施し、維持管理状況を調査するなど安全を確認しています。
また、地すべり防止区域や山地災害危険地などの保全対象への危険性や防災体制、避難体制、連絡体制など調査し、安全指導や防災意識の向上、防災体制の整備に努めています。
自然災害等の予防・防止やため池等での水難事故を防止するため、各地域でお気づきの点がありましたら、下記あてご連絡ください。