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森を守り、育てる大切さを広く県民にPRし、多くの県民のみなさんがこぞって森に入り森づくり活動を実践する「ひょうご森の日」の全県イベントを10月28日(日)に県立甲山森林公園で開催しました。
会場には約2,000人が訪れ、初秋の森の中で楽しい1日を過ごしていました。
当日は、県下各地の森林ボランティア団体、24団体、160人以上の参画を得て、森に関する体験イベントが行われ、日頃、森とふれあう機会の少ない参加者にとっては、森について考え、森を知ることができた有意義な1日でした。
体験プログラムは、「森を育てる」、「森で遊ぶ」、「森で学ぶ」、「森を楽しむ」4つのテーマにより開催しました。
知事と県民に加え、兵庫県マスコット「はばタン」と、愛・地球博の公式マスコットキャラクター「モリゾー」と「キッコロ」も参加して記念柴刈りが行われました。その他にも、来場者が間伐や里山整備体験を行うなど、森林ボランティア活動に初チェレンジして、森を育てる大切さや必要性について学んでいました。
森林ボランティア団体主催の木工クラフトや竹細工コーナーをはじめ、県立山崎高等学校によるチェーンソーアートの実演などがありました。
来場者は、チェーンソーの大きな音と、その豪快さから創られる繊細な技に魅了され、森で遊ぶ楽しさを実感していました。
県立甲山森林公園が主催する野鳥観察会や、プロの写真家による里山写真撮影セミナーが実施されたほか、森林ボランティアの交流サロンでは、県下の森林ボランティア活動を来場者に広くPRし、森づくり活動への参加を呼びかけました。
また、平成18年度より実施している「災害に強い森づくり」の普及啓発コーナーでは、森を守り育てることで、農山村の住民のみではなく、都市住民も恩恵を受けているという話に来場者は真剣な眼差しで聞きいっていました。
また、(社)治山林道協会の土石流実験コーナーでは、実験装置や降雨体験車を使った土石流の学習体験のほか、六甲山の災害展示が行われました。子供から大人までが災害の悲惨さや恐ろしさ、治山事業の必要性、森の大切さを実感していました。
森の保水力体験コーナーでは、日頃見ることの出来ない土壌中の水の動きを見て、豊かな森と荒廃している森と保水力の違いに納得し、森がダムの役割を果たしていることを再認識していました。
日本ボーイスカウト三木第2団による「theロープワーク」や、三木山フォレストコンパニオンクラブによる「森遊び体験プログラム」が実施されました。
ロープワークでは、生活に役立つロープの結び方やロープを使った遊びを教わり、参加者も興味を持って体験していました。
また、森遊び体験コーナーでは、ツリークライミングをはじめ、石窯料理など多数のプログラムが実施され、子供から大人までが1日中楽しんでいました。